現場の声
このページは、I-sys開発に携わった教授方の生の声を基にお届けしております。
◆スタートは「Webで課題のやり取りできればいいな・・・」でした。
提出課題の閲覧画面。フォーマットが同じなので二次利用が行いやすいメリットも。大学教授という職業柄、頻繁に課題提出を行います。学生の自主学習を促し、また理解度を把握するためにも必須です。
そういうわけで、たびたび課題を提出させるわけですが、困ったことに、回収した課題を有効に活用が出来ないんですよ。
もちろん採点は出来るんですが、2次活用が非常にやりにくい。
原因は提出フォーマットがバラバラ(笑)。
レポートで提出する学生、メールで提出する学生、さらに書式も個人差がありすぎる。
例えば10人程度の少人数クラスならコチラでフォーマットを直すことも出来ますが、これが数十・数百人単位になるともう不可能で。
さらに課題を電子データとして保存したいという事もありましたし、がんばって提出してくれた学生にコメントを返したい、間違っている点を指摘してあげたいという欲求もありました。
そういうわけで、課題をWebでやり取りできればいいなと思ったんです。
◆Webでの課題提出は予想以上のメリットを生みました。
課題管理画面。課題ごとに一覧表示され、学生ごとに閲覧ができるので、探し出すのにも時間がかかりません。
例えば100人のクラスで、5枚程度のレポートを年間5回提出させると2500枚になります。
クラスを5つ持っていると、実に年間12,500枚のレポートになります。
ある学生の前回のレポートを読もうと思っても、これでは探すのが大変です。
更に保管場所。
2次活用をしたいので、極力捨てたくないのですが、これでは保管場所にも困ります。
さらに燃やせばCO2も発生しますし(笑)、資源の無駄使いになりかねません。
ところがWebで提出させると、これ全て解決できるんですね。
電子データなら、個人やクラス、課題単位で一元管理できますし、読みたい課題も10秒あれば表示できます。保管場所も不要ですし、環境にもやさしい。
もちろん初めから電子データのわけですから、2次活用も簡単です。
学生側にとっても、レポートが完成した時点で提出できるわけですから出し忘れがない。
提出したかどうかがハッキリ分かる(年度末になると自分が提出したか確認に来る学生が必ずいる)。
さらに、自分が提出した課題に対してコメントが返ってくる。
こういったコミュニケーションのやり取りが喜ばれています。
◆単なる『課題提出』システムから、『教育サービスを向上させる』システムへI-sysは課題提出用システムとしてスタートし、しばらくは数人の教授陣だけで使っていました。
しかし、そうこうするうちに色々追加したい機能が増えてきました。
やはり大学はサービスを売っているわけですから、『教育サービスの向上』に役立つものに改善したくなりました。
具体的な機能面はサイトや画面サンプルを見ていただくとして、『メールではできない教育コミュニケーションを実現』させるための機能を導入しました。
例えば、
□教授別のブログスペースを作る事で、学生たちにより身近に自分の考えを理解してもらうことができます。
□テーマ別の掲示板を自由に作る事で、学生同士で議論を行わせる事もできます。
最近では授業で発言することは苦手でも、PCを使ってのコミュニケーションは抵抗がない学生も増えていますので、彼らの考えを理解する場にもなります。
□授業中や授業後にアンケートをWeb上で簡単に実施、集計できます。これにより様々な統計を集める事もできます。
□パソコンを使える授業ではオンラインで出席が取れますので、出欠確認を正確かつ短時間で行えます。
などです。
E-learningに使わない機能は必要ない。だから月額2,500円です。
こういった教授陣の要望を集めていった結果、全ての教授が必要な機能だけを集めることが出来ました。
一般のE-learningシステムは、『現場で必要としない高機能なシステム』まであらかじめ入っています。
そのため導入に数千万円かかる場合もあり、年間保守も数百万円かかります。
一方I-sysは、汎用的に必要な機能だけで構成されています。
そのため、1アカウント(教授)あたり月2,500円という低料金設定で、導入費用もかかりません。
非常に敷居の低いシステムといえます。
料金設定に関しては、1人の教授が個人的に導入できる金額を設定いたしました。
やはりこの良さを、1人でも多くの人に試していただきたいからです。
I-sysで『教育サービスの向上』を図ることができれば幸いです。